短時間保育の就労下限 札幌市 月80時間
他の政令指定都市は64時間


こども子育て会議では、非正規労働者の就労実態を踏まえて48時間案を提案。しかし、
自治体から出た懸念を受け、厚労省が就労時間の下限について、全国調査を実施。政令指定都市は2
0市のうち過半数が64時間だった。
岡山市は48時間、
広島市30時間。

64時間としている仙台市の担当者は「下限が48時間になれば、待機児童が増え
るのは確実だった。地域の取り組みはそれぞれなので、幅を持たせてくれてよかった」と評価した。
64時間よりも高く設定している自治体もある。

月80時間(週別時間)としている札幌市もその一つ。
4月の待機児童数は全国の市区町村で10位の398人だった。担当者は「現時点
ではどう対応するか決まっていない。経過措置があるとは聞いているが…」と話した。
月48時間の就労は、例えば、1日4時間のパートを週3回程度している人など
が当てはまる。パートの場合、保育所の「短時間保育」のほか、希望すれば幼稚園
を活用した「一時預かり」などのサービスも利用できる。

山陽(共同)2013年12月30日(月)



こども学舎 昼間部へ通うシングルマザーは、
1日3h週5日間の授業を受けており、就学時間は60h/月となり、保育所へ預ける他に就業20h/月をしている者もいる。
それらを当たり前に考えていたが、保育所へ預ける就労の下限は他の自治体と比べると、設定80h/月は高い。







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