私が高等技能訓練促進費・特修生制度の存在を知ったのは2年前の9月2日。


調べて見ると、

高等技能訓練促進費は母子家庭のお母さん自立支援制度で、保育士などの国家資格を取得する期間(最大36ケ月)の生活支援として当時月額14.1万円を支給。

特修生制度は中卒者が大学へ入学出来る制度。


本制度を利用することで自立へと結びつくのでは!?と直感的に思いました。

実際に、高等技能訓練促進費を利用する学生を受け入れて見ると約30%の学生は中卒者でした、
高校を卒業していない学生を受け入れて保育士へ・・・
いろんな方々が不安視しましたが、
高校を卒業している、していない関係無く、同じ教室で履修を進めています。


来年度の高等技能訓練促進費の行方として、
各方面からの制度存続の声が厚生労働省へ届けられ本年同様の内容で来年度も継続される様、予算請求をされているとのことです。

しかし、
札幌市議会議員を通じて、こども未来局へ確認を行ったが、残念ながら中卒者(特修生)は対象外。
現況としては高等技能訓練促進費は母子家庭のお母さん支援であり、中卒者自立支援では無いとのことです。

高等技能訓練促進費、
大卒のシングルマザーは受給がOK
中卒のシングルマザーは対象外

自立がより厳しい状況にある方の方が支援を受けられない、
それで良いのだろうか!?



政策の目的は理想と現実とのかい離を埋めること。


このままでは、中卒者の方々へ残念なお知らせを伝えることになってしまう。
様々な方のお知恵を借りながら最善の方策を見出したい。